施工管理技士
派遣会社3社の
特徴
01テクノプロ・
コンストラクション
勤務時間 | 8:00-17:00 9:00-18:00 ※プロジェクトによって異なります。 |
---|---|
初年度月収相場 | 28万円以上 (未経験22万円以上) ※残業代は別途支給 |
資格取得支援制度 | ![]() |
研修の詳細の有無 | ![]() |
研修の充実度
未経験者採用に力を入れるために設立した研修専用の技術センターを開設。未経験者研修では、約1ヶ月間の座学や実技講習で20日間をかけた研修内容の講師陣は全員施工管理のスペシャリスト。研修内容は公式サイトに明示、修了テスト合格者については、改めてビジネスマナーやコンプライアンスを学べる研修も行われます。
実際に資格を持つ研修講師が現場時代の経験も活かしながら丁寧に説明してくれるので、業界の未経験者はもちろん、社会人経験が浅い人でも、十分な知識とスキルが身につきます。
フォロー体制
テクノプロ・コンストラクションは、サポート体制として「職場訪問」、「相談窓口」などを設置し、「働きやすい職場」「生涯働ける職場」を提供しています。派遣先で悩みごとがある、今後のキャリアプランが見出せないなど、些細なことでも気軽に相談できる環境が整っています。
入社時の研修以外にも、フォローアップ研修などさまざまなイベントも実施。また、就業後は、技術担当者もついてくれ、気軽に相談可能と、充実のバックアップ体制で安心感は抜群です。
会社のポリシー
テクノプロ・コンストラクションの事業は「技術者の腕」が支えている、だから技術者が安心して安全な環境で働けることが会社の命題。と採用管理部長の言葉。残業の少なさ、有給休暇の取りやすさ、上乗せ労災保険や退職金制度など、一部上場企業ならではの頼れるバックグラウンドが安心を後押しします。また、3年しっかり勤務すれば施工管理技士として一人前、大手ゼネコンへの転職へも夢ではないサポートも魅力。
その他
年収例
- 1,176万円(50歳入社11年)月給75万円
- 825万円(38歳入社2年)月給46万円
- 530万円(27歳入社2年)月給29万円
主要取引先
- 鹿島建設
- 大成建設
- 大林組
- 清水建設
- 竹中工務店など
会社概要
- 【設立年】2008年
- 【拠点数】本社、国内17拠点(2018年6月現在)
- 【所在地】東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35F
02JAGフィールド
勤務時間 | 記載なし |
---|---|
初年度月収相場 | 25.5万円~45.2万円 ※固定残業代40時間含む |
資格取得支援制度 | ![]() |
研修の詳細の有無 | ![]() |
研修の充実度
入社から現場に出るまでに「技術者になる準備」を学ぶ研修として「テイクオフ研修」があります。社会人として必要なマナーや建設技術座学などの知識を詰め込むのではなく、体系的に学ぶことを目的としています。
入社後プロジェクト着任~6ヶ月経過後からは、各種CAD研修も行われ、随時キャリアアップの環境が整っています。
各種専門職の求人
JAGフィールドでは、日本アジアグループならではのネットワークを活用し、専門性に特化した求人サイトを自社で運営ています。建築求人は当然のこと、CAD求人、BIM求人、エンジニア求人などなど、これまでに2万人以上の求職者をコンサルティングしてきた実績があります(2019年5月現在)。
資格支援制度
「総合資格学院」、「日建学院」の教育機関と提携した資格講座を実施しているようです。 受講料などは、学費割引があるとのこと。
また、JAGフィールドで3年間就業すると、フリーエージェントが可能。提携クライアント先の工事会社や設計会社に転籍を希望すれば、それもキャリア選択肢のひとつとして認められるシステムになっています。
その他
年収例
記載なし
主要取引先
- 梓設計
- アズビル
- 安藤ハザマ
- イチケン
- 石本建築事務所など
会社概要
- 【設立年】2000年
- 【拠点数】本社、国内10拠点
- 【所在地】名古屋市中村区名駅南一丁目24-30名古屋三井ビルディング本館 15F
03ウィルオブ・コンストラクション
勤務時間 | 8:00~17:00(実働8時間) ※プロジェクトによって異なります。 |
---|---|
初年度月収相場 | 25万円~30万円 ※固定残業代30時間含む |
資格取得支援制度 | ![]() |
研修の詳細の有無 | ![]() |
キャリア転職サポート
ウィルオブ・コンストラクションは、派遣会社であるとともに、施工管理求人に特化した転職サイト「施工管理求人ナビ」を運営。転職者の満足度の高さも特徴です。現在の給与・待遇に納得がいかない転職希望者と人材不足の企業の問題を解決します。
自社開発のデジタルマーケティング
施工管理技士の転職希望条件と、取引先企業の採用条件をマッチングすることに特化した、マーケティングオートメーションシステムを開発。更に、社内の経験豊富なプロフェッショナルたちが、マッチング以降の就業後のサポートまで対応しています。
それに伴って、WEB関係の求人も常に行われており、裏側から建築業界を支えることもできるのです。
デジタルメディア運営
「施工管理求人ナビ」は施工管理技士の求人に特化したWEBサイトですが、更に2つの施工管理技士に特化したサイトを運営しています。一つは「現場の神様」という建設業界で働く人たちが集まり、気軽に業務の質問ができたり、業務と関係ない日常でも共有できるコミュニティサイト。もう一つの「施工の神様」は、施工管理技士が抱える課題に対して、「失敗」と「技術」という2つの観点からアプローチしていくWEBメディアです。
その他
年収例
- 344万円(21歳入社2年)月給25万円
- 520万円(27歳入社5年)月給32万円
- 690万円(31歳入社8年)月給40万円
主要取引先
- 大成建設
- 鹿島建設
- 大林組
- 竹中工務店
- 清水建設など
会社概要
- 【設立年】2011年
- 【拠点数】本社、国内5拠点
- 【所在地】神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-15 パレアナビル6F
施工管理技士としてキャリアアップするには
なぜ正社員派遣会社が良いのかメリット深堀り
- 残業が少なく、
休みを確保できる! - 時間外労働や休日労働には、派遣元と労働者の間で結ぶ時間外労働に関する36協定(法定労働時間=1日8時間・週40時間を超えて労働させる場合や、休日労働をさせる場合には、あらかじめ労働組合と使用者で書面による協定を締結しなければならない)で守られます。そのため、派遣先で無理な超過労働を強いられるということはまずありません。
- 仕事の幅が
広い! - ひとつの職場にしばられず、工期が終われば次の職場と、さまざまな建設会社と一緒に仕事をすることができます。施工管理技士の先輩からサポートを受けながら多くの経験を得られるのが、派遣会社の魅力。さらに派遣会社は研修が充実しているため、未経験からでも有資格者になれます。
- 給与が正社員より
高い! - 背景にあるのは、施工管理技士の不足。多くの建設業者が施工管理技士を欲しているのが現状で、さまざまな現場で動ける派遣社員の需要が高まっているのが給与水準の向上につながっています。
施工管理技士の未経験者が
派遣会社選びで注目すべきはこの3つ!
2020年を控えて建設ラッシュのいま、求人数は増えており、大企業から中小企業まで未経験者の採用を進めています。そのなか、未経験から一流の施工管理技士になれる派遣会社はどこなのか。注目すべき3つのポイントをまとめてみました。
研修の充実度

建設業界における深刻な人材不足を背景に、未経験者の施工管理技術者の育成に力を入れている派遣会社では、研修を充実させているところが多いようです。たとえば、情報セキュリティの知識や名刺の渡し方といったビジネスマナーの基本はもちろん、図面やCADの研修など施工管理に関する専門的な研修も実施。ビジネスマンとしてだけでなく、一人前の施工管理技士になるように考慮された内容になっています。
フォロー体制

まったくの未経験だった先輩たちが活躍している派遣会社には、入社後にゼロから学べる研修があるだけでなく、さまざまなフォロー体制を整備しているところが多いようです。たとえば、「専門用語がわからない」「個人的な相談がしたい」「現場でどうしたらいいのかわからない」など、すぐに電話やライン、面談、現場訪問で助けてくれる専属スタッフを用意しているところもあります。
資格支援制度の有無

現役の施工管理技士は、現場での経験を積みつつ資格をとったという方が少なくありません。資格は建設業界で働くうえでスキルを客観的に証明するだけでなく、仕事の領域を広げる重要なもの。そこで注目したいのが、資格取得支援制度。たとえばテキスト代や受験料を負担してくれるところは、それだけ未経験者の育成に力を入れている証拠と言えるでしょう。
施工管理技士の転職先候補
「施工管理技士としてもっと活躍したい」、「もっとより良い現場で働きたい」、「チームとしての仕事がしたい」など、転職する動機は人それぞれです。
施工管理技士になるために、または現在施工管理技士として働いている方に向けて、基本の転職先についてまとめました。
施工管理技士の資格一覧
施工管理技士の資格は建築機械施工管理技士や土木施工管理技士など、全部で6種類。さらにそれぞれ1級と2級があるため、計12個に上ります。それぞれの資格において、その詳細情報や資格取得後の仕事領域、施工管理技士になるための方法や資格試験について網羅。また、資格取得者の現状や将来性、年収の相場についてもまとめています。
施工管理技士の派遣会社を12社ピックアップ。各社の特徴を紹介しています。
テクノプロ・
コンストラクション
能力の高い技術者派遣を行なうテクノプロ・コンストラクション。未経験者研修では、ベテラン経験者が20日間かけて座学や実技を研修。取引先を大手ゼネコンに絞ることで、派遣後のサポートも蜜にできることが特徴です。
JAGフィールド
建築業界に絞った自社求人サイトを職種や地方に合わせて8サイトも運営しているJAGフィールド。アジア圏の優秀な人材を積極的に採用し、大手日本語学校と提携したサポートにも力を入れています。
ウィルオブ・コンストラクション
ウィルオブ・コンストラクション自らデジタルマーケティングを開発し、求職者に最適な企業をマッチング。また、施工管理技士どうしがコミュニケーションを取りモチベーションUPできる自社メディアを複数運営しています。
夢真ホールディングス
建設技術者派遣業界の数少ない上場企業として、創業50年を迎える夢真ホールディングス。現在活躍中の社員の約7割は文系出身者という実績が、未経験者への丁寧な指導を裏付けています。
アーキ・ジャパン
毎年右肩上がりの成長を続けているアーキ・ジャパン。福利厚生や研修制度の充実度のみならず、女性の働きやすさを追求している会社としても知られています。
ワールド
コーポレーション
社員の90%が文系出身者というワールドコーポレーション。20代が半数以上を占めており、業界未経験者をエネルギッシュに育成して送り出す会社です。
アイアール
2015年に設立された若い会社でありながら、全国で数々の施工実績を生んでいるアイアール。わからないことは、いつでも気軽にLINEなどを使って相談できるチューター支援で未経験者をフォローしています。
コンテック
建設のスペシャリスト集団として新しい建設業の形を追求するコンテック。充実した教育システムが、働く人の目標やキャリアプランを明確にしてくれます。
コプロ・
エンジニアード
成長企業でありながら、創業から現在まで顧客満足度や売り上げだけでなく、社員全員の満足度も追求してきたというコプロ・エンジニアード。研修では協調性や責任性といった要素に重点を置いています。
UT
コンストラクション
幅広い建設プロジェクトで建設技術者の派遣を行っているUTコンストラクション。国内最大級の総合エンジニア企業UTグループなので、福利厚生も教育プログラムも充実しています。
共同エンジニアリング
国内外に拠点を持ち、高い評価を得ている共同エンジニアリング。15日間と公式HPに明記した充実の研修により、未経験でも具体的に働くイメージができるそう。一人ひとりに寄り添ったサポートも魅力です。
施工管理技士の派遣社員が抱えるデメリット
- 安定性は低い
- 派遣社員は、派遣先の都合で、契約が解除されてしまう可能性が常にあります。業界の景気が悪化した場合は、派遣社員で人員調整を行うケースも珍しくはありません。契約が続いた場合でも、派遣には「派遣法の3年ルール」があります。なので、同じ職場で働ける期間は、原則的に3年までです。派遣社員を続ける場合は、このタイミングで新しい職場を探さなくてはいけなくなるかもしれません。
- 希望している仕事がない可能性も
- 派遣会社は、登録者の希望や実績・経験から、その人に適している派遣先を探してくれます。ですが、希望通りの条件や得意な分野の仕事が、派遣会社に必ずあるとは限りません。派遣会社によっては、早く人を見つけて欲しいという派遣先の要望に応えるために、細かい条件を確認しないで登録者を紹介してしまうケースがあります。その場合、結果的にミスマッチにつながる恐れがあります。
- キャリアとして評価されにくい
- 派遣社員は、企業から人員が足りないときの補充要員として見られています。派遣先の企業によっては、一時的な人材ということで、簡単な業務しか割り振られない場合があります。その環境で働き続けても、新しい仕事を覚える機会が少なくて、同じ業務をこなすだけの毎日が続くので、キャリア形成につながりにくいです。そして、派遣社員をただの補充要員としか見ていない企業からは、これまで真剣に仕事に取り組んできたとしても「でも派遣でしょ?」という目で見られて、正当な評価が得られない可能性があります。
派遣社員と
正社員の違い
労務管理
直接雇用である正社員の労務管理は、所属している会社が行います。一方、派遣社員の労務管理は、派遣会社と派遣先企業の2社が責任を分担して行う形です。労働時間や休憩、時間外・休日労働については、派遣先企業が管理を行います。派遣会社の管理範囲は、賃金の支払いや有給休暇、業務中や通勤中のケガ、健康診断などです。
人間関係
職場でパワハラ・セクハラのような不当な扱いを受けたり、待遇の改善を要求したい気持ちがあったりするときに、派遣社員には相談できる相手がいます。それは、派遣会社です。派遣社員の所属は派遣会社なので、問題やトラブルがあったときには、自社のスタッフを守るために派遣会社が動いてくれます。どうしても職場の人間関係が上手くいかない場合は、別の職場を派遣会社から紹介してもらう選択肢もあります。
キャリアップ
企業は、自社の正社員がより有望な人材になることに期待して、育成に必要な時間・費用を積極的に投資します。対して、派遣社員は、人出が足りないときの補充要員の位置づけです。自分から新しい仕事を求める姿勢を見せないと、いつまでも決められた仕事をやり続けるだけの存在になってしまうかもしれません。現在は、派遣会社でも、フォローアップ研修を行ったり資格支援制度が設けられていたりします。キャリアアップを望む方は、有効的に活用しましょう。