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造園施工管理技士

施工管理技士の資格のひとつである、造園施工管理技士について紹介します。

造園施工管理技士とは

造園施工管理技士は、工事のなかでも「造園」に携わる仕事。施工計画から工程管理、資材調達、品質管理、安全管理といった施工管理を行ないます。

通常の土木工事に比べれば規模は小さいことが多いものの、公園や学校、高層ビルの屋上緑化、道路の緑化、遊園地の造成などの幅広い工事に関わり、高度な技術や知識を持った専門職として活躍することができます。

資格取得後の仕事領域

造園施工管理技士が活躍できる会社は、土木業や建設業、造園業がメインです。経験を積んで独立して働くこともできる仕事なので、ガーデンデザイナー、庭師などで活躍する人もいます。

造園工事の施工管理

造園施工管理技士の仕事は、緑地工事や庭園工事、造園工事の施工管理です。あまり聞き慣れないかもしれませんが、造園においても施工計画の作成から工程管理、安全管理、品質管理などを指揮する現場監督の設置が法律で定められています。この役割を担うのが造園施工管理技士なのです。

造園工事が行われる場所は多岐に渡ります。公園や公共広場、学校、そのほかにもマンションの共有地や高層ビルの屋上緑地など、街中のさまざまな場所で造園工事は行われています。人々の目に映る美しい景観や、癒しの空間を提供するためにも、施工管理技士による現場管理が重要なのです。

エクステリアデザイナーや庭師としても働ける

土木建設の会社をはじめ、造園業者で働くケースもある造園施工管理技士。寺院や料亭といった美しい日本庭園を定期的に管理・手入れする「庭師」、また「エクステリアデザイナー」や「ガーデンデザイナー」としても資格を活かせます。最近では、地球温暖化防止の取り組みの一環として、ビル屋上の緑地化を進めようというニーズも増えており、活躍の場は広がっているのです。

実際、2020年11月現在、全国で造園技能士として働いている人はおよそ12万人にものぼるとされており、造園業に対する需要の高まりが分かります。(※)

(※)参照元:一般社団法人日本造園組合連合会
(https://www.jflc.or.jp/index.php?catid=4&blogid=4&skinid=21)

現状と将来性

造園施工管理技士は公共工事においても、「まちづくり」で重要な役割を担います。ビルの屋上緑化や樹木管理などのニーズも増えているので、活躍できるチャンスは多くある職業だとも言えます。

一日に複数の現場を周ることも多く、作業員が円滑に仕事を進められるように、工程管理やスケジューリング力が求められる職業です。工事の規模が大きくなると、作業員の人数や搬入する資材の量なども増えていきます。それらをうまく取りまとめ、作業員や他企業と上手くコミュニケーションを取る能力が必要となります。

造園業は、屋外での仕事がメインであり、重たい資材を運ぶことも多い仕事です。しかし、着工前にはCADを使った図面作成や見積書の作成、原価計算など、デスクワークも必須となります。

造園施工管理技士は「一度建てたら終わり」ではなく、メンテナンスが必要になる仕事です。そのため、新規の工事以外にも、定期的な仕事の受注が見込めます。環境保全の観点からも、公園や道路といった公共の場の緑地化が進んでいくことが予想され、今後もその需要は高まり続けることでしょう。

また、建設業界では有資格者の高齢化が深刻化しているという現状があります。そのため、各社、若い世代の人材獲得・育成に力を入れ始めており、資格を取得しやすいようバックアップしている企業も多くあります。働き方に関しても、造園施工管理技士の資格を取得すると、専任技術者となることが可能なため、企業に勤めるだけでなく、独立するという手段も選択可能です。自分に合った働き方を選択し、キャリアプランを立てられるのは大きな魅力の一つと言えるでしょう。

造園施工管理技士の需要

造園施工管理技士は造園工事の指揮・監督を行います。近年は、環境保全の意識も高まり、街の緑化活動も進んでいることから、ますますその需要が高まることが予想されます。

造園業でも人手不足

建設業では深刻な人手不足や高齢化が大きな問題となっていますが、造園業も例外ではありません。土木や建設業よりも規模が小さいこともあり、そもそもの作業人口が少ないことが理由の一つです。しかし、建設をすると併せて緑化も欠かせないため、造園業においても働き手は必要であり、人手不足の解消は解決すべき課題なのです。

環境の保全が注目されている

最近では、自宅に庭を構えるといった個人の造園需要は減少傾向にありますが、一方で都市部の緑化が進んでいます。その背景には高まる環境保護の意識があり、人口が多い都市部において、高層ビルやマンション、公園などで緑化対策が行われることが多くなっています。

開発が進むにつれて緑化対策は必要となるため、今後の造園業の需要は高まっていくことでしょう。造園は、一度施工を行ったら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要になります。施工を終えた後もやるべき仕事は残り続けるため、造園施工管理技士の需要は高まり続けることでしょう。

造園施工はその他の施工とは異なる、専門的な知識や技術を要するため、資格を取得しておくことで、高い需要に応えることができることでしょう。

年収相場

勤務先によって、給料や年収には違いが出てきます。しかし、技術職であるため、経験やスキルがあると給与も高くなる傾向があります。

平均年収は、300~650万円くらい。資格手当だと2級で月に3,000円~5,000円程度、1級になると月に1万円~2万円程度のようです。個人の庭師として活躍すると、かなりの高額になる場合もあります。

造園施工管理技士のやりがい

緑を通じて癒しを与えられる

造園施工管理技士は、造園技術のプロフェッショナル。造園工事の現場を監督し、作業の指揮を執りながら工事全体の管理業務を担います。緑に携わる仕事の醍醐味は、造形作品を創り出していくように、理想的で美しい庭を仕上げられること。緑がある光景で人々にリラックス効果を与え、それが住空間や観光スポットなら、なおさら喜びを感じられるでしょう。

日本庭園では文化の発信も

近年では、日本庭園が世界的な注目を集めています。海外でも日本庭園の造園工事のニーズが高まっており、世界で仕事ができるチャンスに溢れている点も魅力の一つです。日本庭園という日本の美しい文化を世界に発信する仕事に携われることは、大きなやりがいと誇りを感じられるものでしょう。

日本庭園を通じて、日本の豊かな四季やわびさびの価値観を伝える面白さも感じられるはずです。

環境保護にも貢献できる

都会を中心に、街中から失われていく自然に対して、「社会全体でもっと緑を増やしていこう」という動きが高まっています。造園工事は単に美しい景観を形成するものではなく、「緑を育て、緑を守る」という自然環境保護の一面も担っているのです。造園を通じて人々に癒しを与えることに加えて、環境保護活動にも携われる仕事は、造園施工管理技士ならではのやりがいと言えるでしょう。

造園施工管理技士に
なるには

造園施工管理技士の国家試験を受験し、合格する必要があります。まずは学歴と実務経験での受験資格を満たすことが重要。

たとえば、1級では大学・専門学校「高度専門士」の指定学科を卒業して実務経験が3年以上、指定学科以外の卒業者は4年6ヵ月以上の実務経験が必要です。

学歴がなくても受験は可能ですが、15年以上の実務経験が必要とされます。

試験について

造園施工管理技士の資格には、1級と2級があります。1級は、大規模な造園工事の現場における「監理技術者」または「主任技術者」に、2級は一般建設業の「主任技術者」になることができます。

当然ながら1級の方が業務の幅が広く、技術的知識と管理能力を備えた人材として活躍することができます。受験には、実務経験の条件をクリアしなくてはなりません。

詳しい試験内容について紹介します。

造園施工管理技士の資格は、1級と2級、共に学科試験と実地試験の受験が必要となります。

また、また、受験をするにあたって必要な実務経験年数にも違いがあります。
1級は、大学・専門学校「高度専門士」の指定学科卒業者は3年、指定学科以外の卒業者は4年6ヶ月以上、2級は大学、専門学校「高度専門士」の指定学科卒業者は1年、指定学科以外の卒業者は1年6ヶ月と、受験する級や学歴によって違いがあるので確認しておくようにしましょう。

試験時間について紹介します。1級は、1次検定が4時間半、試験科目は、造園工事の施工に必要な土木工学、園芸学、電気工学、機械工学、建築学及び設計図書について問われる「土木工学等」、造園工事の施工計画の作成方法及び、工程・品質・安全管理等工事の施工の管理方法について問われる「施工管理法」、建設工事の施工に必要な法令に関して問われる「法規」という内容になっています。

2次検定は、試験時間2時間45分で、試験科目は、工事の目的物に所要の外観・強度を得るために必要な措置及び、設計図書に基づいて工事現場の施工計画の作成、実施を適切に行う高度な応用能力を問われる「施工管理法」です。

2級は、1次検定が、試験時間2時間30半、試験科目は、「土木工学等」「施行管理法」「法規」となっています。

2次検定は試験時間2時間で、試験科目が「施工管理法」。2級の試験内容は、1級の試験の基礎的な知識を問うものとなっています。

難易度や合格率

試験の合格ラインは学科・実地試験ともに60%以上が必要となります。以前は比較的に取得しやすい資格として知られていましたが、時代とともに難易度が向上。合格率が30%以下になってきており、それなりの勉強量が必要となるでしょう。

勉強法

独学で過去問題を解くほか、民間の資格スクールや通信講座を受ける方法があります。予備校あるいは通信教材はわからないところも質問できるので不安な方でも安心して取り組むことができます。

造園施工管理技士の資格を取得するメリット

造園施工管理技士の資格を取得すると、キャリアアップが見込めるだけでなく、転職のときにも有利になるメリットがあります。

庭師としてキャリアアップ

造園関係の仕事をするために資格は必須ではありません。しかし、資格があることで、造園のエキスパートとして造園分野の工事の管理業務を担えるようになります。造園工事を行ううえで、工事全般を管理する技術管理者の存在は必要不可欠であり、資格を取得しておくことでそのような責任ある役割を担当できるようになるのです。

1級を取得すると、大規模な造園工事の「監理技術者」や「主任技術者」として、2級なら一般建設業の造園工事の「主任技術者」として管理業務を担うことができます。特に1級を取得すると、受注できる工事の規模や種類が広がるため、企業としても価値ある人材として高い評価を得られるようになるでしょう。

庭師として造園業界でキャリアアップを目指すのであれば、ぜひ取得しておきたい資格です。

転職でも有利になる

資格を取得すると、社内での評価を高められることに加え、転職市場で有利になるというメリットもあります。人手不足に悩まされている建設業界では、有資格者は貴重な存在であり、入社後の好待遇も期待できることでしょう。

全般的に人手不足の問題があるため、未経験の人材であっても貴重とされますが、既に資格を取得しているならば、その需要はさらに高まります。

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