未経験から手に職を!こだわりから選ぶ施工管理未経験者のための派遣会社選びガイド
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施工管理技士の基礎知識

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※1参照元:オープンアップコンストラクション公式HP
(https://k87ier2t.lp-essence.com/)

※2 2023年10月調査時点の情報です。
参照元:夢真公式HP
https://www.yumeshin.co.jp/

<選定基準>
2023年8月21日に、Googleで「施工管理 人材派遣」で検索し、ヒットした派遣会社全46社を調査。
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このページでは施工管理の仕事について基礎として押さえておきたい知識をまとめています。

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは?

建設キャリアアップシステム(CCUS)は国土交通省が推奨しているシステムで、導入することでさまざまなメリットを得られるようになります。技術者の経験の深さや技能レベルなどのデータをICカードに蓄積できるため、より客観的な評価をするための情報として活用できることが特に大きなメリットのひとつ。

ただ、登録料金や利用料金がかかったり、システムの操作方法がやや分かりにくかったりするなど、導入に際してはいくつか注意すべき点もあります。

テレワークで施工管理の仕事はできる?

さまざまな業種でテレワークの導入が進んでいますが、それは建設業界でも同様。テレワークを導入することで、建設に関わるさまざまな業務をリモートで行えるようになり、多くのメリットを得られます。さらに、時間やコストの損失を抑え、作業員の労働環境の安全も確保しやすくなります。

環境改善が進む建設現場でのテレワーク事情についてチェックしてみましょう。

基礎工事とは

建設現場における基礎工事とは、建物の土台をつくるための作業のこと。基盤をつくる対応のため、工事における全工程のなかでも特に重要な部分であるともいえます。基礎工事は大きく分けて「杭基礎」「直接基礎」の2種類。杭基礎はそこからさらに2つの工法に分かれています。そして、直接基礎は3つの工法に分かれています。

杭基礎と直接基礎のどちらを選ぶかという点については、建築工事を行う現場の地盤などの状態から判断します。基礎工事を行う際に必須となる資格はありませんが、関連する資格を取っておくとスキルアップにもつながっていきます。

ゼネコンとサブコンの違い

ジェネラル・コントラクターの略語である「ゼネコン」とサブ・コントラクターの略語である「サブコン」。どちらも建設業者を表す言葉ですが、前者は総合建築業者を、そして後者は下請けの建設業者をそれぞれ意味しています。

発注者から依頼された仕事をゼネコンがサブコンに下請けに出す、というのが両者の関係性。サブコンが請け負う工事は「電気設備」「空調設備」「衛生設備」「消防設備」の4種類に分けられ、専門的な技術を活かして職人たちが工事を進めていきます。

建設現場で使用する重機

建設現場で活躍する重機には、さまざまなタイプやサイズがあります。作業の用途や現場の規模、地盤の状態などにあわせて、適した重機を選択します。

また、そういった重機は、一般的な車両とは異なる扱いとなるため、操縦するには、専門の免許を取得しておかねばなりません。無免許の場合には、操縦者と操縦するように指示した事業者のどちらにも罰金刑などが科せられることになります。免許を取得するための講習や費用、期間などについても把握しておくことが求められます。

施工管理技士の一日の流れ

施工管理技士の一日の業務スケジュールを解説しています。会社によって異なる部分もありますが、おおまかな時間帯や流れをみることができます。工事は朝早くにスタートする場合が少なくないため、一般的な出勤時間よりもやや早いと感じられるかもしれません。

また、新人の施工管理技士のスケジュールや繁忙期、夜勤の場合のスケジュールはまた別の構成になっています。特に、夜勤の場合には、仮眠をはさむものの体力的にはかなりきつめのスケジュールになっているといえます。

施工管理技士に求められるICTのスキル

建設業界で導入が進んでいるICT。これは、電子データをとりいれて業務を進めていくための技術です。建設業界の業務におけるICT化は、作業員の安全を守ったり、技術評価価値を高めたり、さらに二酸化炭素排出量をおさえたりすることもできるようになるため、得られるメリットが大きいといえます。

ただ、導入するためには、ICTに対応する機械を使用しなくてはならないほか、システムメンテナンスも必要になるなど、コストがかなりかかってしまうという課題もあります。

仮設工事の重要性とは

現場作業を、とどこおりなくできる限り安全に進めていくためには、仮設工事が重要なポイントになってきます。

仮設工事には、建築作業をする際に必要となる足場を組み立てるなどする「直接工事」と、工事期間中に必要となる水道・電気の引き込みや、作業員の休憩場所などとしても利用できる現場事務所の設置などをおこなう「共通仮設工事」の2種類があります。

下請けと元請けの違いとは?

建設業界における下請けと元請け。それぞれの業者は、発注の仕方や営業活動の必要性などにおいて、大きな違いがあります。元請けはお客さんから直接発注をうけ、下請けは元請けから発注をうけることになります。

元請けとしてはコストをおさえたいため、低コストで仕事を引き受けてくれる下請け業者を探そうとします。その結果、下請けは価格競争を強いられてる側面があることも否めません。また、元請けは、お客さんからの発注をうけるために、営業活動に一定の時間を割く必要があります。

施工管理における工事写真とは?

工事写真とは、現場の進捗状況を記録しておくために撮影される写真を指します。施工プロセスの途中の記録があれば、建物が完成してからでは確認が難しい箇所も、写真で見ることができます。いわば、工事が適切におこなわれたことの証明になるわけです。

また、工事写真は、普通の写真とは性質が異なります。そのため、あらかじめおさえておくべき撮影ポイントもいくつかあります。加えて、撮影後の画像編集が禁止されているため、ミスできないことも把握しておきましょう。

BIM/CIMって何?

ちかごろ、建設業界で導入が進んでいるBIMとCIM。いずれも、業務をよりスムーズにすすめ、生産性をアップすることができる手法だといえます。ソフトを使用して、工事のさまざまなプロセスをすべて3次元データと組み合わせることができるため、建物の情報などを、関係者全員が正確にイメージしやすくなるのが、大きなメリットのひとつです。

また、全プロセスを一括管理できるようになるため、工事計画の一部を変更しても、一括で全体に修正案を反映させることができ、手間や時間を省けます。

マリコン

建設業界の中でも、海に関連する建設工事を中心にてがけるのがマリコンです。具体的なプロジェクト例としては、護岸工事や海底工事、海底トンネルの建築などがあげられます。

海底トンネル建築などに代表されるように、マリコンが取り扱うプロジェクトは、かなり大規模であることも少なくありません。そのため、複数年間にわたって同じ現場での仕事が続くケースもあります。

施工管理技士の服装

施工管理技士としての業務を、安全かつ動きやすい状態でおこなうためには、服装も大切な要素のひとつとなります。たとえば、夏場の炎天下などにおいては、ファンが内蔵された空調服がおすすめです。

また、施工管理技士は、作業途中などに顧客などとの打ち合わせをする場合がありますし、マンション修復工事であれば、マンションの住人と会う機会もあります。そのため、会社のイメージを保つという意味でも、作業着の下にワイシャツとネクタイを着用しておくことを求める建設会社が少なくないようです。

施工管理技士が覚えておくべきKY活動

KY活動とは、工事現場およびそこで働くスタッフたちが、安全な環境で仕事に取り組むことができるよう、起こりうる危険とその対策をシェアする活動のことです。KY活動はさらに、「危険予知活動」を表すKYKと、「危険予知訓練」を表すKYTとに分かれています。

危険が発生する可能性と、発生した場合の人体への重大性を表すレベル評価をベースとして予防策を講じていくことになります。たとえば、発生する可能性がかなり低い危険であっても、仮に発生してしまった場合に死傷者が出るほどの重大性があるならば、対策を講じずに工事を始めることはできません。

施工管理技士が知っておきたいヒヤリハット事例

ヒヤリハットとは、危ないことが起きたけれど幸い災害や事故には至らなかった事象のこと。建設現場で実際に起きた危険な事例をまとめたヒヤリハット報告書では、ヒヤリハットの再発防止と労働災害を事前に防ぐことを目的としています。

ヒヤリハットの事例としては、転落や飛来、感電・火災、接触などがあります。ヒヤリハットの情報を集め、分析・活用することで有効な安全対策を講じられるでしょう。常日頃から注意喚起を行うことも大切です。

施工管理技士が知っておきたいミスのときの対応

施工管理技士なら知っておいた方が良い、ミスが起きてしまったときの対応について紹介します。ミスが起きた際、まずは二次被害を防ぐ施策を講じ、ミスの報告を行うようにしましょう。冷静になり、損害状況を確認することが大切です。

クライアントへの謝罪は自身の判断だけで行わず、必ず上司や会社の判断を仰ぎましょう。謝罪の必要がある場合は誠意を込めて謝罪をし、改善策や対策も一緒に伝えます。その後は、組織として再発防止に取り組むようにしましょう。

労働基準監督署による臨検

臨検とは労働基準監督署が行う調査のこと。労働基準監督官が企業に来て書類のチェックやヒアリングなどを実施し、労働基準法などに違反していないかを確認します。原則企業側は、臨検を断ることはできません。

臨検には定期監督・申告監督・災害時監督・再監督の4種類があり、定期監督が一般的な調査です。違反が見つかった場合是正勧告書が交付され、改善期日までに指摘された内容を改善して労働基準監督署に是正報告書を提出する必要があります。

ビル設備管理

ビル設備管理は別名ビルメンテナンスとも呼ばれていて、設備の点検や動作確認、メンテナンス、清掃、設備の修繕、施設巡回などの仕事を主に行います。建築物を安全・快適に保てるように管理することが大きな役割です。必須の資格はありませんが、ビルメン4点セットと言われている資格を持っておくと就職の際にも役立ちます。

さらにステップアップしたいのならば、第三種電気主任技術者・エネルギー管理士・建築物環境衛生管理技術者の資格を取得すると有利になるでしょう。

プラント施工管理とは

プラントとはさまざまな機器が組み合わさって作られた製造設備のことで、工場地帯にある建物がそれに該当します。プラントの代表的な業種には建設・食品・科学・環境の4種類があり、それぞれ専門的な知識が必要です。

仕事は基本的な施工管理業務のほか、プラントの設計・製造、品質検査、設備の試運転やメンテナンスなどがあります。施工管理の一般的な基礎知識はもちろん、マネジメント能力やコミュニケーション能力、責任感が必要な仕事でしょう。

施工図・施工計画書・設計図の違い

施工図とは現場の施工をするために必要な図面で、施工計画書は実際に施工する内容を具体的に示した計画書、設計図はデザインを設計する図面のことです。設計図はクライアントに向けて作成する図面なのに対し、施工図は管理者が実際に作業する職人さんたちと意思疎通を図ることを目的としています。

また施工計画書は必要な手順や工法など具体的な工事方法をまとめたもので、施工管理の基準としての役割を持っており作成者もそれぞれ異なります。

施工管理技士の事務作業

施工管理技士の仕事は現場での指示出しがメインですが、事務作業も思っている以上に多いです。例えば、事務仕事には朝礼の準備や施工計画書の作成、原価計算、施工図の作成などの作業などがあります。求められるスキルとしては、基本的なパソコンスキルをはじめ、施工図の作成に必要なCADスキルやコミュニケーションスキルがあります。求められるスキルは膨大で大変ではありますが、その分建物が完成したときの達成感は大きくやりがいのある職業です。


コンクリート技士やコンクリート診断士とは?

多様化するニーズに合わせて、コンクリート建造物が建てられると、コンクリート技士やコンクリート診断士が活躍します。コンクリートの配合や検査、建てられた建造物の検査などが主な業務内容です。コンクリート建造物が安全に長期間使用できるように大切な役割を担うコンクリート技士・診断士。いったいどのような資格なのか解説します。

施工管理技士の負担を減らす技士補とは?

施工管理技士の負担を軽減し、若手が働く機会が増えることを目的として新設された技士補。人手不足が課題である建設業界において、効率的な仕事を実現するために注目されている資格です。既存の労働環境だけでなく、一部の条件を満たすと下請け企業にもメリットがあると期待されています。

施工管理技士と現場代理人の違いとは?

建設現場で活躍する施工管理技士と現場代理人。両者が行う仕事の違いが分からないという方もいるかもしれません。しかし、工事の内容や法制度、実作業を行えるかどうかなど、細かな部分の違いが存在しています。両方の役割についての基礎知識を把握しておくことで、資格の取得や転職の際にも活かせることでしょう。

また、昨今の主任技術者の配置義務のように、法改正によって既存の制度が変わることも十分に考えられるため、新しい情報を収集することが大切だと言えます。

施工管理技士の「原価管理」とは?

施工管理技士が行う「原価管理」は、工程管理や安全管理、品質管理と同じく欠かせない管理業務のひとつです。

あらかじめ定められた予算通りに工事を完遂させるために、人件費や機材費などのコストを帳簿で管理することが原価管理の基本。無駄なコストを省き、事業として確保するべき利益を残すためにも、原価管理は重要な管理業務なのです。

施工管理技士が原価管理をおこなう上で知っておきたい用語をはじめ、施工業者との交渉や収益のシミュレーション、原価管理のメリットについても解説しています。

施工管理技士の「工程管理」とは?

施工管理技士が行う4大管理のひとつである「工程管理」。一言で表すと、工事を効率よく進めるためのスケジュール管理業務です。工程を予定通りに進めることは、工事のコストの削減や、現場で働く作業員の安全にも関わる重要なポイントです。

適切な工程管理をするためには、どのような業務の進め方が必要なのでしょうか?施工管理技士として知っておきたい、工程管理における「PDCAサイクル」の重要性についても解説しています。

施工管理の「土木」と「建築」の違いとは?

建設工事の代表的な分野に「土木」と「建築」があります。土木工事は社会生活の基盤となるインフラをつくる仕事として、道路やダム、橋、また宅地の整備などを行います。建築であれば、人間が快適に暮らすことができる建築物を造ることになります。

このような土木と建築の工事ですが、施工管理では必要な資格の種類が異なります。「土木施工管理技士」と「建築施工管理技士」の資格について、取得する難易度や合格率や給与面の違いについてまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

「施工管理技士」と「監理技術者」の違いとは?

「監理技術者」とは、建設業における工事現場の技術水準を確保するために配置することが法的に定められている技術者のことです。施工計画書を作成をはじめ、作業員の指導監督や品質管理を行います。施工管理技士と似た仕事ではありますが、どのような点で異なるのでしょうか?

「監理技術者」は、建設業者が総額で4,000万円以上になる建設工事を元請として受注する場合、その建設現場に選任として配置される義務が定められます。企業に務める1級の施工管理技士が定められている「監理技術者講習修了証」を得ることで着任できるようになります。

施工管理における「安全管理」とは?

工事現場における様々な管理業務を担う施工管理技士。代表的な業務として「安全管理」が挙げられます。「5S運動(整理整頓を基本にする安全確保の活動)」や「KYK(危険予知活動の略語)」をはじめ、「ヒヤリ・ハット運動(事故にはならなかったが危なかった事例の共有)」など、工事現場で事故を発生させないために、現場にひそむ様々な危険性を除去します。

また、安全管理の業務では、作業員や職人さんとのコミュニケーションが特に求められるスキルという事も押さえておくとよいでしょう。施工管理技士として知っておきたい安全管理の内容についてもまとめていますので、詳しくチェックしてみてください。

「施工計画」とはどのようなもの?

幅広い管理業務を担当する施工管理技士は、「施工計画」に基づいて業務管理を行います。施工計画とは、現場の作業が、設計書や仕様書通りに、定められた予算内で、求められる安全性を確保しながら行うために、すべての工法を計画すること。発注者や工事関係者にも必ず共有され、建設工事を進めるうえでは欠かせない重要な項目です。

そんな施工計画の重要性を知るために、施工計画の内容やポイントなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

施工管理技士が行う品質管理とは?

建設工事における様々な管理業務を行う施工管理技士の業務のひとつに、「品質管理」があります。実際に現場で行われた作業や、使用した資材や機材などが、あらかじめ定められた設計図や仕様書通りになっているかどうか、試験を行い、写真に記録する業務です。

効率よくチェックできなければ作業全体の進捗も遅れていくため、品質管理は工事の質を決める重要な業務。施工管理技士を目指すにあたって、どのような作業なのか解説してます。

雨の日にやるべき施工管理の業務とは?

現場作業がストップする雨の日。現場の実作業をおこなう作業員は休みとなりますが、施工管理技士には、雨の日にもやるべき仕事が多くあります。そのほとんどは、日常業務では後回しになりがちのデスクワーク。予算やスケジュールといった施工計画の再確認・再調整をはじめ、書類や記録写真の整理、今後の現場に必要な資材の発注などです。ゆっくり時間がとれる雨の日だからこそ着手したい、施工管理技士の雨の日の仕事について、解説します。

施工管理で覚えておきたい専門用語

建設現場において、工程の管理をはじめ、品質、安全、原価など、広範囲にわたる管理全般をとりしきる施工管理の仕事では、工法や技術、ノウハウ、資格などについて、様々な専門用語があります。

施工管理の現場で使用する専門用語ばかりのため、ぜひチェックしてみてください。

施工管理で必要になる書類は?

現場の監督仕事であると同時に、施工管理の業務では必要な書類を揃えたり、作成したりする作業も欠かせません。例えば「施工計画書」という書類は、当該の工事全体に対する工程や流れをまとめたとても重要な書類であり、施工管理者が作成を行い、管理職員に提出する必要があります。

工事全体を滞りなく進めるためにも、必要な書類について認識しておくことは、施工管理技士に欠かせないものになります。

設計に使用されるCADとは?

「CAD(キャド)」とは、「Computer Aided Design」の略称で、建築物をはじめ様々な製品の設計デザインに用いられるコンピューターソフトのことです。「CAD」の簡単な操作はもちろん、基本的な知識を知っていることで、施工管理技士の業務に役立つことは間違いありません。「AutoCAD」や「Jw_cad」など、建設業界においても一般的によく利用されているソフトについても解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

「積算」とはどのような仕事?

建設業界には「積算」と呼ばれる業務があります。積算業務とは、ひとつの工事を完成させるために必要な工賃や資材費など、様々なコストを事前に算出する仕事です。原価管理はもちろん、その工事においてどれほど利益をだせるかにも関わる非常に重要な業務になります。

積算業務には、計算力はもちろん、建設に関する熟練した知識やスキルが必要ですし、関連業者と交渉できるコミュニケーション能力も求められます。

建設・施工管理業の「QCDSE」とは?

建設業界では「QCDSE」という言葉が頻繁に使われます。施工管理技士として働く上では「知っていることが当たり前」という言葉です。「Quality(品質)」「Cost(コスト、原価)」「Delivery(工期、工程あるいは納期)」「Safety(安全性)」「Environment(環境)」という5つの言葉それぞれの頭文字から成る「QCDSE」は、建設工事に欠かすことができない重要な要素を示す言葉です。

建設・施工管理におけるQCDSEについて解説しています。

施工管理と現場監督の違いは?

建設現場を統括するポジションは「現場監督」と呼ばれますが、この現場監督とは、具体的にはどのような仕事を行なっているのでしょうか?詳細にみてみれば、現場監督は非常に多岐にわたる業務を担う、非常に責任がある仕事です。

また、現場監督と似たような言葉として、施工管理技師がありますが、現場監督と施工管理技師はどのような点で異なるのでしょうか?

そのほか、現場監督の年収などについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

運転免許は施工管理技士に必須?

運転免許を取得していない方が珍しくない昨今、施工管理技士を目指すにあたって運転免許が必要かどうか、疑問に思われている方もいらっしゃることでしょう。

結論から言えば、施工管理技士に運転免許は必要です。通勤以外にも、会社から建設現場への移動をはじめ、車を運転しなければならないシーンが多くあります。建設現場では自分でトラックを移動させることもあるため、AT限定ではなくMT車の運転ができることも求められるでしょう。

新人施工管理技士の仕事内容

建設工事の管理・監督を行う施工管理技士の仕事は多岐にわたります。新人施工管理技士にいきなり重要な仕事は無理なので、まず先輩のサポートやスキル・経験を問わない仕事からはじめましょう。現場の掃除や現場の写真撮影、事務作業などさまざまな仕事があります。新人施工管理技士が仕事をする上で気を付けるべきことには、疑問や不明点があればすぐに確認することやさまざまな人と積極的にコミュニケーションを取ることなどが挙げられます。

施工管理・建設現場の測量業務

建設現場で最初に行われるのが工事予定地の測量です。測量とは、地面や建物の高さや角度、距離などを測る仕事のこと。建物に対して直角に角度を出したり高さを1ミリ単位で読んだりする必要があり、仕事として行うためには測量士などの国家資格や一定期間の実務研修が必要です。測量をミスしてしまうと後戻りができないくらいの失敗に繋がる場合も。測量の種類には測地測量や地形測量があり、測量に役立つ資格には測量士・測量士補があります。

ボーリング工事における施工管理技士の役割

ボーリング工事とは、大地に円筒状の穴を開ける工事のこと。トンネル工事や地質調査、井戸や温泉、天然ガスなど天然資源の調査など、その目的は多岐にわたります。ボーリング工事において、施工管理技士は工程や状況の把握から施工計画の立案まで幅広い業務を行う必要があります。作業経験が無くても工事の担当になる可能性もありますが、ボーリングに対する知識がないと突発的な判断が遅れてしまうことも。できるだけたくさんの経験を積むようにしましょう。

公共工事と民間工事の違い

公共工事とは国・都道府県・市町村などの公共団体から発注される工事のことで、税金を活用して行われます。民間工事とは民間企業や個人が発注した工事を指し、資金の調達は民間企業が行います。公共工事にはさまざまな種類があり、大きく分類すると「土木工事・建築工事・管工事・電気工事・造園工事」の5種類に分かれます。また、公共工事にはインフラが整備されることで得られる社会的効果であるインフラストック効果や、雇用を生み出すインフラフロー効果があります。

施工管理技士が知っておくべき建設業法

建設業法は「公共の福祉の増進」のために生まれた建設業の根幹となる法律のことで、建設業に携わる人の資質向上や建設業の健全な発展を目的としています。対象は29種類の工事であり、特に弱い立場にある下請業者を守るためにいくつかの禁止事項が設定されています。禁止事項を守ることで建設工事の成果物の品質を著しく低下させるリスクを排除し、結果として発注者を守っているという側面も。違反すると、内容によって懲役・罰金・過料の罰則が科せられます。

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