設計に使用されるCADとは?
目指すキャリア別!
施工管理技士の
派遣会社3選
施工管理技士としてのキャリア形成は、単に現場でのスキルを磨くだけではありません。豊富なキャリアの選択肢や専門性の追求、さらには海外での活躍を目指すことも可能です。しかし、どの派遣会社を選ぶかによって、その道が大きく左右されることも事実です。
「多様なプロジェクトを経験してキャリアを広げたい」「専門領域に特化してスキルを深めたい」「海外でチャレンジしてグローバルな視点を養いたい」— それぞれのキャリアニーズに応える派遣会社を厳選してご紹介します。
豊富な選択肢から
自分に合う工種を見出したい
コンストラクション
派遣できる工種
建築・土木・電気・プラント
資格支援内容
- 案件の領域バランスが良く、幅広い仕事のマッチングが可能
- 資格取得のサポートがあるので、経験を積みながら手に職を付けることができる
土木の分野で専門性を深めて
キャリア形成をしたい
派遣できる工種
土木
特徴
- 大手ゼネコン直取引で土木建設業・工事に特化しているため、土木分野のスキルを活かして大型案件にも携われる
- 職場を紹介してくれるので、転勤など働く場所を変えたくない方におすすめ
海外勤務を視野に入れた
経験を積みたい
派遣できる工種
建築・土木・電気
特徴
- 政府開発援助を含む、海外案件の派遣実績あり
- 電話面接や面接同行のサポートがあるので、面接の成功率を上げたい方におすすめ
CADは設計の強い味方
「CAD(キャド)」とは、建築物や家具、家電、自動車など、様々な種類の建築物や製品を設計・製図できるコンピューターソフトの総称のことです。「Computer Aided Design」の略称で、意味としては、デザインや設計を支援するコンピューター、ということになります。
かつては製図机をつかって手書きで行われていた設計やデザインの仕事ですが、いまやコンピューターソフトですべて行えるようになっています。それは、作業の効率化はもちろん、これまでよりも正確に、また手書きではできなかったような、複雑な設計までも行うことが可能になっている、ということです。現在の設計現場では、CADは設計者にとって欠かせないものになっています。
どのようなCADソフトがある?
2次元CADと3次元CAD
CADには、大きく分けて2種類のソフトがあります。「2次元CAD」と「3次元CAD」です。
2次元CADは、デザインや設計の作業を、平面図を作成しながら行なえるソフトです。従来の設計机での作業を、パソコン上で行うスタイルであるため、比較的簡単に覚えられるのがメリット。それほど複雑な操作を必要としない点も特徴でしょう。手書きよりも図面は正確になり、図面上の確度や距離といった寸法情報も記載せずによくなります。
3次元CADは、仮想空間上に立体物を作成しながら設計・デザインができるソフトです。実際のモデルを視覚的に確認できるだけでなく、別角度からチェックしたり、拡大や分解して詳細に確認することができるため、設計事務所などではクライアントの確認用としても役立っています。
具体的によく使用されているCADは?
AutoCAD
「AutoCAD」は、機械、土木、建設など、幅広い分野の設計が可能な、高い汎用性で知られるCADソフトです。使用料金はサブスクリプションで契約しても7万1,500円/1年(税不明)はしますが、実際に様々な設計事務所で使用されています。そのため、AutoCADの操作を学んでおけば、CADの業界で困ることはほぼない、とさえ言われています。
Jw_cad
「Jw_cad」はフリーのCADソフトですが、90年代の初頭にリリースされて以来、その使いやすさのために支持され続けています。また、AutoCADで作成したファイルを読み込むこともできるため、コスト的にAutoCADを使用できないユーザーにもおおく利用されています。
CADWe’ll Tfas
「CADWe’ll Tfas」は、建築設備の分野に特化したCADです。とりわけ、電気や空調、水道など、配線設備が必要な設計図を得意としており、配管のアイソメ図・ルート図なども設計図上に明記することができます。
CADオペレーターとは?
CADソフトを専門にしているスタッフは、一般に「CADオペレーター」と呼ばれています。
CADオペレーターとはどんな仕事?
CADオペレーターの主な仕事内容は、CADを使用した設計図の作成ですが、設計士やデザイナーが既に作成したデザイン図面をもとに、設計図を作っていきます。図面を理解する知識はもちろん、設計図にはミスや不備があれば、建設現場で大きな問題になりますから、正確に設計図を作成しなければなりません。
またデザイナーや設計士からの設計図に対する修正依頼の作業も、CADオペレーターが行います。ひとつの修正に対して、設計物全体の修正がともなう場合もあるため、修正と言えども大きな仕事内容に違いはありません。
また、最終的に完成した設計図のデータを保管したり、必要に応じて出力、共有することもCADオペレーターの仕事です。設計図は何度も修正を行いながら完成させるものなので、設計士やデザイナーとの円滑なコミュニケーションが行えることも重要です。
CADオペレーターの年収は?
CADオペレーターは、正社員の場合、一般的に300〜400万円程度の年収で働いています。もちろん、年齢や地域、スキルによって収入額は異なってきます。
アルバイトやパートの場合、東京都で時給1,300円程度、兵庫県などでは時給1,200円程度の相場になっています。
※参照元:CADオペレーターの仕事の年収・時給・給料|求人ボックス(https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/CADオペレーターの年収・時給)
まとめ
コンピューターは建設の現場でも必要不可欠な存在になっていますが、今後、施工管理技士もCADの知識や基本的なスキルを身につけておくことは重要です。現場の仕事だからといってCADを使わないとは限りません。建築現場のICT活用が進む現在、CADの操作ができる施工管理技士は重宝されることでしょう。
今回、紹介したCADのソフトは、どれも汎用性が高い一般的なものです。短期日程で学ぶことができる専門学校のコースなどを活用しながら、CADの知識や基本的なスキルを身につけられるようにしましょう。