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施工管理を辞めた理由や体験談

建築業界は、残業が多くて休日が少ないハードなイメージが強く、実際に毎年辞める人もいるのです。ここでは施工管理を辞めた理由や体験談などを詳しく紹介します。

施工管理を辞めた理由

残業が多く休みが少ない

施工管理を辞めた理由で特に多いのが、残業時間や休暇などの労働条件に対する内容です。工事現場1つ1つに工期があり、施工管理者は工期の期限に間に合うよう現場を管理・調節したり、職人さんに指示を出さなくてはなりません。

現場でトラブルが発生しても工期を遅らせるわけにはいかないため、連日遅くまで残って作業を行うこともあります。工期や作業スピードに左右される職種なので、十分な休暇が取れないのは当たり前ですし、連休を確保するのも難しいです。

そのため、家庭がある人や趣味の時間を大切にしたい人は、特にストレスを感じて辞めてしまうケースが多いでしょう。

精神的ストレス

残業時間や休暇などに次いで多いのが、人間関係などによる精神的ストレスです。この転職理由は、20代・30代といった若い人に多い傾向にあります。

施工管理は、自身よりも年上の職人さんに指示を出さなければならないこともある上、現場によっては上司との馬が合わないこともあるでしょう。また、職人さんから怒られたり、キツイ物言いをされて精神的にダメージを受けることも少なくありません。

職人さんには昔気質の人も多く、時にはパワハラではないかと思われるような仕打ちを受けることもあるようです。特に新人の時には、「こんなことも分からないのか!」などの言葉に耐えられず、早い段階で施工管理を辞めて転職する人もいます。

膨大な仕事量

施工管理の主な業務は、工程管理・品質管理・原価管理・安全管理の4大管理です。もちろん、その他にも工事に関わる書類の作成や打ち合わせ・会議への参加など、業務内容は多岐に渡ります。

しかも、現場の進行状況を管理しながら膨大な量の仕事を覚えたり、仕事に必要となる知識を身に付けなければなりません。常にやらなければならないことがあるため、仕事がキツいと感じて辞めてしまう人も多いです。

辞めたいときの行動

「辞めたい理由」を冷静に考える

仕事を辞めたいと思う感情には、以下の2種類が存在します。

1つ目は、現場で職人さんや上司に怒られたりミスが続いた時、衝動的に「辞めたい」と感じるケースです。これは一時的なストレスにより生じる感情で、果たして本当に辞めたいのか、なぜ辞めたいのかをきちんと考えることが重要となります。

2つ目は、前々から「施工管理の仕事は自分に向いていないかも」と思っており、このまま続けていたら身体的もしくは精神的に病んでしまうなどの限界を感じている場面です。この場合も、1度冷静になって辞めるべきかを考える必要があります。

転職にはメリットもたくさんありますが、転職することにより給与が下がったり人間関係を再構築しなければならないなどのデメリットも意外と多いです。辞めたい理由を冷静に考えることで、「本当に転職すべきか」を再確認できます。

すぐに上司へ相談はNG

仕事を辞めたいと感じたら、真っ先に上司へ相談する人が多いです。ただ、転職したい旨をすぐに伝えるのは良くありません。

「辞める」「転職する」という意思がしっかり固まっていないと、相談したところで引き止められてしまう可能性が非常に高いからです。

施工管理技士が1人減ることで、大幅に戦力を失うことになります。新しい人材を確保したところで、新人を1から育てるためには時間もコストもかかるでしょう。あなたが居なくなることで企業側にはデメリットしかないため、あらゆる手段を駆使して転職を阻止してきます。

意思が固まったら転職先を探す

転職の意思が固まったら、いよいよ転職先を探しましょう。転職先の探し方には、以下の3つがあります。

転職サイトは募集職種や仕事内容以外にも、待遇・福利厚生や企業の特徴などの詳細を確認できるほか、仕事中の風景や社内イベントなどの風景を撮影した写真などが掲載されているため、職場の雰囲気を掴みやすいのが特徴です。また、スマホやパソコンで閲覧できるので、ちょっとした時間にチェックできるのも良いところでしょう。

ハローワークは相談員が常駐しており、求人の紹介や面接対策などの相談ができます。ただ、転職サイトを比較すると求人数が少なく、写真も無いので職場のイメージを掴むのは難しいです。

また、タイミングさえ合えば知人からの紹介も利用できます。転職活動にかかる時間や手間が省けますし、選考が有利になる可能性もあるので転職しやいでしょう。その反面、知人からの紹介は再度転職したくなった時に辞めにくいというデメリットが存在します。

それぞれのメリット・デメリットを知ることで、自分に適した探し方が見つかります。

辞めにくい時に辞める方法

タイミングを図って交渉する

退職の意思を伝える際は、計画を練って少しでも有利に進めるのが重要です。そのため、転職先が決まっている状態で退職の意思を伝えましょう。

また、上司へ退職の意思を伝える際は、いきなり辞表を出すのではなく「退職したいと考えている」といった「退職の相談」という形の方が話しやすいです。

退職理由は個人的なものを選ぶ

転職理由は「一身上の都合により」というのが一般的ですが、これはあまりおすすめできません。もちろん、この理由でも法的には問題ありませんが、上司の気分を害したり要らぬ勘ぐりをされる恐れもあるため、円滑な話し合いをするには適していないでしょう。

転職理由の内容は、できるだけポジティブなものがおすすめです。例えば、「キャリアアップのため」「新しい職場で自分の力を試したい」などが良いでしょう。このような伝え方であれば無理に止めることもできないので、上司も快諾してくれる可能性が高いです。

逆に「給与が安い」「人間関係が上手くいかない」などのネガティブな理由だと、何かと理由をつけて引き止められる可能性があります。

転職に対する強い意思を示す

いくらタイミングや退職理由が良くても、引き留められるケースは決して少なくありません。中には、あまりに強い押しに気持ちが揺らぎ、転職を躊躇してしまう人もいます。これではまた、「辞めたい」「施工管理の仕事は向いていない」と感じる日々に逆戻りしてしまうでしょう。

そうならないためにも、揺るがない強い意志を持ち退職の意をきちんと伝えなければなりません。引き止められた上で円満退職をするには、一貫して真摯な態度を示すことがポイントです。

施工管理を辞めてやったぜ体験談

自分の時間が持てるようになりました

毎日のように続く残業や休日が思うようにとれない点に不満を抱き、4年間働いた施工管理技士を辞めました。SNSで友達が飲み会の写真を投稿しているのを見て、「もう少し自由な時間が欲しい」と思ったのがきっかけです。仕事自体は好きで、やりがいもありましたし給料も悪くありませんでしたが、朝5時半に起床して夜中2時くらいに帰宅する生活は非常にキツかったです。

新しい職場は残業に厳しく定時で帰宅できるため、結果的に転職して良かったと思っています。

精神的ストレスに耐えられませんでした

下請けの職人さんや上司に怒られることは当たり前で、言い方もストレートなので正面から受け止めてしまう自分には耐えられませんでした。他の上司に相談をしても「誰もが通る道だ」と言われ、慣れるまであとどれくらい我慢しなきゃいけないんだと考えるのもしんどかったです。

転職の相談をした時には、「ここで辞めたらどの職種に就いても続かないぞ!」と言われたのもショックでした。現在は転職して施工管理とは異なる仕事をしていますが、本当に辞めて良かったと思っています。施工管理で鍛えられたメンタルで、今は少しくらいキツイ仕事もこなせています。

退職後の転職先に選ばれるのも不動産系が多い

施工管理を転職した後の仕事として選ばれることが多いのは、それまでのキャリアを活かした不動産関係のようです。給与面が問題で転職をした人は、高収入なゼネコン系を目指す傾向があります。とくに2020年以降はゼネコン系の求人も多く、需要と供給のバランスが良いのも特徴です。

また、ハウスメーカーや住宅のディベロッパーに就職する人も多いでしょう。再度施工管理の仕事に就く人もいますが、営業系の仕事に専念する人もいるようです。今までとは異なるスキルを磨けるので、営業系に就いて良かったと感じている人もたくさんいます。

さらに、現場から離れて不動産を仲介する仕事を行う人も多いです。宅建などの資格を取得してから転職したり、公務員として新しいキャリアを始める人もいます。これまでの経験を活かしつつ、好待遇・高収入という安定した身分を手に入れられるでしょう。

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