施工管理の仕事は夜勤がある?
目指すキャリア別!
施工管理技士の
派遣会社3選
施工管理技士としてのキャリア形成は、単に現場でのスキルを磨くだけではありません。豊富なキャリアの選択肢や専門性の追求、さらには海外での活躍を目指すことも可能です。しかし、どの派遣会社を選ぶかによって、その道が大きく左右されることも事実です。
「多様なプロジェクトを経験してキャリアを広げたい」「専門領域に特化してスキルを深めたい」「海外でチャレンジしてグローバルな視点を養いたい」— それぞれのキャリアニーズに応える派遣会社を厳選してご紹介します。
豊富な選択肢から
自分に合う工種を見出したい
コンストラクション

引用元:オープンアップコンストラクション公式HP
https://k87ier2t.lp-essence.com/
派遣できる工種
建築・土木・電気・プラント
資格支援内容
- 案件の領域バランスが良く、幅広い仕事のマッチングが可能
- 資格取得のサポートがあるので、経験を積みながら手に職を付けることができる
土木の分野で専門性を深めて
キャリア形成をしたい

引用元:カワノ公式HP
https://kawanogroup.com/
派遣できる工種
土木
特徴
- 大手ゼネコン直取引で土木建設業・工事に特化しているため、土木分野のスキルを活かして大型案件にも携われる
- 職場を紹介してくれるので、転勤など働く場所を変えたくない方におすすめ
海外勤務を視野に入れた
経験を積みたい

引用元:レガリス公式HP
https://regalis-gp.com/lp/
派遣できる工種
建築・土木・電気
特徴
- 政府開発援助を含む、海外案件の派遣実績あり
- 電話面接や面接同行のサポートがあるので、面接の成功率を上げたい方におすすめ
施工管理の仕事では、夜勤になることがあります。ここでは、夜勤になるケースやそのリスク、うまく夜勤と付き合うコツについて紹介します。
施工管理が夜勤になるのはどんなとき?
施工管理技士の仕事は日勤が主ですが、たまに夜勤になることがあります。とくに夜にしか工事ができない現場を担当になった場合、施工完了までしばらく夜勤が続きます。
夜勤メンバーがいないとき
通常夜の工事の現場監督は、ナンバー2やナンバー3といったポジションのメンバーが務めます。
昼間に現場監督として働いている施工管理技士は身体を休めなければなりませんから、夜は他のメンバーが現場監督の役割を果たすのです。ところが夜勤を担当しているメンバーが出勤できないときは、代わりとして夜勤を引き受ける必要があります。
あくまでもピンチヒッターとしてではありますが、施工管理技士が夜勤をおこなうことは珍しいわけではありません。
大規模な工事のとき
交通量の多い道路など、混雑していて昼間に工事をおこなえない場合もあります。その場合は夜に工事をするため、現場監督として夜に勤務しなければなりません。
日中に営業しているサービス店の改修工事のとき
昼間は通常営業をして、閉店後の夜間に改修工事を依頼するサービス店もあります。昼間に工事をすると営業できず、支障が出てしまうためです。このような場合も夜の工事をおこないますので、現場監督を務める施工管理技士は夜に働かなければなりません。
夜勤のデメリットや注意点
普段は日中なぶん体調が崩れやすい
常に夜間勤務で身体が慣れているのならまだしも、“たまに夜勤になる“状態では更に身体に負担がかかります。「睡眠時間さえ確保できれば問題ないだろう」と思うでしょうか?しかし、人間には体内時計があるといわれるように、“昼に動き、夜に眠る”ように身体ができているものです。
夜勤では朝方に仕事を終えて昼間に睡眠をとりますが、実際、なかなか寝付けなかったことはありませんか? 人間は“眠ればリセットできる身体“を持ち合わせてはいません。たとえ睡眠時間をたくさん確保したとしても、日勤・夜勤の繰り返しでは身体が悲鳴をあげてしまうのです。
夜勤明けの運転で交通事故の可能性も高まる
慣れない夜勤続きで心配なのが「勤務明けの交通事故」です。現場へ車で通勤する施工管理技士は多いと思いますが、夜勤明けの運転は非常に危険です。夜勤明けは日勤よりも身体が疲れていることが多く、仕事終わりには眠くてフラフラ…ということもあるでしょう。眠気があるのに車を運転することで、重大な交通事故を引き起こす可能性もあるのです。
事故の危険性は距離に関わらずいつでも潜んでいるものですが、より遠い現場である程運転時間も長くなり、交通事故を引き起こすリスクも高まるといえるでしょう。
眠気があるまま運転するのは危険!
運転して帰宅しなければならないのに眠気があるときは、カフェインを摂取したり10~30分程度の仮眠をとるなどの工夫が必要です。「とにかく早く家に帰りたい…」と眠いまま車を運転し、交通事故を引き起こしてしまわないよう、安全を第一に考えて帰宅しましょう。
なれない夜勤に対して
対策を取ってくれる会社なのか見極めよう
施工管理技士が夜勤をおこなうことは、現場によってどうしても避けられないケースはあるでしょう。
そこで大切なのは、”慣れない夜勤に対して配慮してくれる会社なのか”どうかです。たとえば夜勤経験がない施工管理技士に対して、いきなり夜勤の連続にするのではなく、徐々に慣らすようにする・夜勤後にしっかり休養できるよう休日を考慮してくれるなど。現場の安全性や工期ばかりではなく、施工管理技士自身の安全に配慮してくれる会社を選びましょう。
夜勤がある日の施工管理の1日
施工管理の夜勤は、日勤を終えた後に仮眠や休憩を挟み、夜間の工事を管理するという流れになります。ここでは夜勤がある日の施工管理の1日について、一般的な仕事の流れ・スケジュールを紹介します。
出勤・日勤準備・朝礼(7:30〜8:30)
朝は通常通り出勤し、その日の作業スケジュールや工程を確認します。事務所で資料を整理しながら、作業員への指示内容を最終チェックします。
作業員が集合したら、朝礼を実施。作業内容や注意事項を共有し、体調確認を行います。ラジオ体操をして体をほぐし、安全に作業を進めるための準備を整えます。
午前の業務(8:30〜12:00)
朝礼が終わると、施工管理者は現場を巡回し、作業の進捗や安全管理を行います。作業員の配置を確認し、必要に応じて指示を出しながら、工事が計画通り進んでいるかをチェックします。
また、施工管理者の重要な役割のひとつが、記録の作成です。現場の写真を撮影し、作業内容を記録することで、進捗管理やトラブル時の対応がスムーズになります。昼前には、午前中の作業を振り返り、午後の工程を確認する時間を取ります。
昼休憩(12:00~13:00)
正午になると、作業員と共に昼休憩を取ります。昼食をとりながら、午後の作業に向けてエネルギーを補給します。
午後の業務(13:00~17:00)
昼休憩が終わると、午後の作業がスタート。昼礼を行い、進捗状況を確認した後、再び現場の巡回を行います。施工管理者は、資材の手配や関係者との打ち合わせも進めながら、作業が計画通りに進むよう調整します。
日勤作業の終了時間になると、夜勤に向けた準備を開始します。まず、夜間作業に必要な書類や指示書を整理し、翌日の日勤担当者へ引き継ぐための報告書を作成。その後、現場の状況を確認し、夜間に行う作業の段取りをチェックします。
休憩(17:00〜22:30)
日勤の業務と夜勤に向けた準備が終わると、一旦休憩を取ります。この時間帯で、食事をとったり、仮眠をとったりして、夜勤に備えます。夜勤は長時間の集中力が必要となるため、できるだけ体を休めておくことが重要です。仮眠室を使う人が多いですが、自宅が近い場合は一度帰宅して休息を取ることもあります。
夜勤開始と現場巡回(22:30〜23:30)
22:30頃に再び現場に出勤し、夜勤作業の準備を進めます。23:00になると夜間作業員が集合し、夜礼が行われます。ここでは作業員の点呼、体調確認、作業工程の説明、安全確認を行い、ラジオ体操で体を動かしてから作業を開始します。
夜間作業の監督(23:30〜5:00)
作業が始まると、施工管理者は日勤と同様に現場を巡回し、安全管理や進捗確認を行います。夜間は視界が悪く、周囲の音も聞こえにくいため、より慎重な対応が求められます。施工写真の撮影や作業記録を取りながら、必要に応じて指示を出します。
深夜になると、作業員の疲労が蓄積しやすくなるため、休憩を挟みながら進めます。特に3:00〜4:00の時間帯は眠気がピークに達しやすいため、安全管理を強化し、適宜声掛けを行うことが大切です。
作業終了と報告書作成(5:00〜6:00)
作業が終了すると、現場の片付けや清掃を指示し、機材の整理を行います。その後、作業の進捗や問題点を記録し、写真撮影を行いながら報告書を作成します。
翌日の作業担当者へ引き継ぎを行い、日勤の開始に向けた準備を整えます。報告書には、作業の進捗状況や次の工程で注意すべき点を記載し、スムーズな業務の流れを確保します。
夜勤終了・帰宅(6:00〜7:00)
すべての業務を終えた後、施工管理者は退勤します。長時間の勤務となるため、帰宅後は、十分な休息を取り、体調を整えることが重要です。また、夜勤明けは、体内リズムが崩れやすいため、適切な休息をとりながら、次の勤務に備えましょう。